・「外壁塗装の工期はどのくらい?」
・「どのようなときに延期になるの?」
・「工事中に気を付けることは?」
長崎県で外壁塗装工事を行っている、株式会社松尾塗装です。
ご依頼いただいくお客様からは、上記のようなさまざまなご質問をお受けします。
とくに工期に関しては、工事前に近隣の方へのご挨拶や、家族のスケジュールを組む必要があるため、事前に知っておきたいポイントのひとつでもありますよね。
そこで今回は、同じような疑問や不安を抱える方に向けて「外壁塗装の工期」や「延期になるケース」、「工事の際に注意するポイント」などを徹底解説していきます。
外壁塗装の工期
工事の期間は、建物の大きさや使用する塗料の種類、天候によっても左右されます。
そのため、「〇日以内に必ず終わる」と期間を断定することはできませんが、およその目安の期間は出すことが可能です。
▼戸建ての工期は『10日~14日程度』
戸建ての工期は、およそ10日~14日ほどです。
これは事前に現地調査や見積り、打合わせなどが完了し現場で「足場の組立て」から「工事完了」までの期間の目安です。
外壁塗装の工程
では、実際の工程を確認していきましょう。
▼足場の設置
まず、作業員が高所で作業をするための「足場」を設置していきます。
現場に足場の部材を運搬し、安全な足場を組んでいきます。
▼飛散防止ネットの設置
外壁塗装工事では、高圧洗浄の洗浄剤や塗料が周囲に飛散する恐れがあります。
そのため、事前に飛散防止ネットを足場の覆うようにして設置します。
▼外壁の高圧洗浄
外壁のコケやカビ、砂や埃などの汚れを高圧洗浄機を使用してきれいに落としていきます。
高圧洗浄をすることによって、塗料と外壁材の密着を強くし施工不良や塗りムラができることを防ぐ目的があります。
▼シーリング(コーキング)の打ち替え
シーリングは、窓やドアと外壁との隙間やサイディング外壁で使用している外壁材同士の繋ぎ目に使用する、ゴムのような充填剤のことです。
シーリングの寿命は5年~10年といわれていて、経年劣化すると剥がれたりひび割れが発生してしまいます。
そのため、古いシーリングを新しいものに打ち替えます。
▼養生
家の周囲にある物や窓、ドアなどに塗料が付着しないように、ビニールやテープで養生を行います。
▼下地補修
下地にひび割れなどが発生している場合、補修を行います。
▼下塗り塗装(1回目)
塗料は、3回に分けて塗っていきます。
下塗りは「外壁材」と「中塗り」、「上塗り」で塗装する塗料を密着させる重要な役割があります。
▼中塗り塗装(2回目)
下塗り塗装が十分に乾燥したら、続いて中塗り塗装を行います。
中塗り塗装は、凹凸をなくし上塗りがきれいに仕上がるために大切な工程です。
▼上塗り塗装(仕上げ)
中塗りの乾燥が完了したら、上塗り塗装で仕上げを行います。
上塗り塗装は、人の目に触れる部分のため外観の美しさに影響します。
▼養生の撤去
塗料の乾燥を確認し問題なければ、ビニールやテープを撤去します。
▼足場の解体
設置した足場の解体を行い、部材を現場から運びだします。
▼周囲の清掃
最後に周囲の清掃を行い、すべての工程が完了です。
いかがでしょうか?
およその工期や工事の工程が分かると、徐々に不明瞭だった外壁塗装工事のイメージが掴めてきたのではないでしょうか。
しかし外壁塗装工事には、工事を中止したり延期しなければいけない状況が存在します。
具体的にどのような状況で起こりうるのかを、次でチェックしておきましょう。
工期が延びるケース
▼作業に危険が伴う天候の場合
外壁塗装工事は、足場の上の高所で行います。
そのため「雨」や「雷」、「強風」などの悪天候の場合は、作業員が滑ったり転落することを防ぐために、工事を中断したり延期して対処します。
▼気温が5℃以下、湿度が85%以上のとき
塗料を出しているメーカーの多くは「このような状況で外壁塗装は行わないでください」と注意書きを記しています。
気温が5℃以下の場合や湿度が85%以上のときに工事を進めてしまうと、施工不良が起きわずか数年で外壁塗装が剥がれてきてしまう原因に……。
そのため、乾燥が十分にできない環境の場合は、適した環境になるまで待ち工事を進めるため工期が延びます。
▼建物の傷みがひどい場合
建物の傷みがひどく、ひび割れ補修などの作業が多い場合は作業に時間を要するため、工期が長くなります。
▼塗料の乾燥時間が長い場合
外壁塗装に使用する塗料には、さまざまな種類があります。
塗料によって乾燥が必要な時間も異なるため、場合によっては塗料が要因で工期が長くなるというパターンも。
工期が延びることは、悪いことではない
ここまで説明したように、外壁塗装工事はタイミングを間違うと施工不良を起こしてしまいます。
そのため、適した環境で慎重に塗装作業を行う必要があるため、工期が延びることは悪いことではありません。
悪徳な業者は、早く作業を終えて次の工事に行くために悪天候でも無理やり作業を進めるところも存在するため、注意が必要です。
外壁塗装は、通常10年ほどは塗替えの必要はありませんが、施工不良が起こった場合は数年で「剥がれ」や「ひび割れ」が発生し、再び工事をしなければいけなくなってしまいます。
それでは、せっかく時間とお金をかけて外壁塗装工事を行った意味がなくなってしまいますよね。
外壁塗装工事を行う際は、状況を正しく判断し丁寧に施工を行う業者を探すことが、何より重要になってきます。
工期が延びることを回避する方法
しかし、外壁塗装工事の間は何かと不便なことも多いため、できれば工期が延びることを回避したいですよね。
そこで、工期が延期になることをできるだけ回避する方法を見ていきましょう。
▼春や秋に工事を依頼する
春や秋は、比較的天候や気温も安定しているため外壁塗装工事をする季節として最適です。
3月から4月にかけてやってくる「春雨前線」や9月の「台風」が多いタイミングは避け、「3月~5月の春」と「9月~11月の秋」の季節に工事を計画することがおすすめです。
なお、この春と秋は繁忙期でもあるため、早めに業者を探し依頼するようにしましょう。
工事には立ち合いが必要?
外壁塗装工事のときは、基本的に立ち合いは必要ありません。
家族が不在の場合でも、工事を進めることができます。
しかし、下記のように必ず依頼主の立ち合いが必要な場面もあるため、忘れないようにしましょう。
▼足場の設置前
足場の設置に伴い、家の周りの植木鉢などの物を移動させる必要があります。
そのため、依頼主の立ち合いが必要になります。
▼最後の点検時
塗装が完了したら、最後に塗料による汚れや塗装に問題がないかを確認します。
最終チェックの際には、立ち合いが必要になるためスケジュールを空けておく必要があります。
工事中に注意するポイント
最後に、工事の際に注意しておきたいポイントをチェックしていきましょう。
▼身体が弱い人や赤ちゃんがいる場合、移る場所を用意しておく
塗料には、シンナーが使用されるため臭いが発生します。
人によっては、吸い込みすぎるとめまいや吐き気などの健康被害が起こる可能性もあるため、注意が必要です。
また、赤ちゃんや小さい子どもがいる家庭の場合は、工事の期間中は別の場所に一時的に移り、健康被害を防ぐことをおすすめします。
▼事前に工事のスケジュールをもらう
工事のスケジュールを業者にもらっておくと家族の予定も立てやすくなります。
事前に業者に予定がもらえるかどうかを確認しておきましょう。
▼換気するタイミングを業者と相談しておく
通常、窓は養生しているため工事期間中は空けて換気をすることができません。
しかし、工程によっては塗装作業をしていない側の窓を開けることも可能のため、事前に業者に換気できるタイミングを聞き相談しておくと安心です。
外壁塗装なら『株式会社松尾塗装』にお任せください
株式会社松尾塗装では、幅広い知識と確かな腕を持つ職人が、高品質でスムーズな工事を行います。
お客様を第一に考え、誠実に対応させていただきますのでどのような小さなお悩みや不安でも、お気軽にご相談ください。
また、無料でお見積りも承っておりますので、ぜひお問合せをお待ちしております。
まとめ
外壁塗装工事は、家にいる状態でも進めることは可能ですが、注意も必要です。
そのため、業者に工期がどのくらいになるのかを事前に確認しておき、天候などによって延期になることも考慮しておきましょう。
今回の記事が、あなたの疑問や不安を解決し、今後の外壁塗装工事の参考になりましたら幸いです。
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